フローリングがベタつく原因は?
フローリングは子どもたちが裸足で歩くことも多いので、ベタつきが気になる……というパパやママもいらっしゃるのではないでしょうか。
特に湿気の多い梅雨のシーズンなどは、ベタつきが気になります。
フローリングのベタつきの原因は、主に足の裏などから分泌される汗や皮脂の汚れです。
子どもが転げ回って遊んだりするとベタつきやすくなりますし、家の中でペットを飼っているご家庭では、ペットの皮脂などでもベタつきやすくなります。
このほか、キッチンや食事をするテーブル、おやつを食べるソファー付近などのベタつきは、料理油や食べ物のカスなどの汚れが原因の場合も少なくありません。
さらに梅雨など湿気が多いシーズンや、冬場の室内と室外との温度差で結露が生じて、ベタベタすることもあります。
フローリングのべたつきの掃除方法
フローリングのベタつきの掃除方法は、雑巾などで水拭きするのが一般的できですが、この場合、雑巾をしっかりと絞って、板のつなぎ目に水が入らないようにしましょう。
雑巾に余分な水分が残っていると、それが板のつなぎ目から侵入して床材を痛めやすくなるからです。
油汚れは、重曹を溶かした水で拭くと、すっきりします。
重曹水は弱アルカリ性なので、酸性の油汚れをしっかりと落としてくれます。
重曹水を浸して固く絞った雑巾などで拭いた後は、重曹の粒子がフローリングに付着しないように、水でしぼった雑巾で二度拭きしましょう。
フローリングのざらつきの原因は?
フローリングの汚れは、ベタつきだけでなく、ざらつきもあります。
足の裏がザラザラする感じがする場合は、衣服に付着した砂や細かい土が落ちている場合が多いのですが、このほかにもフローリングに塗ったワックスが劣化してざらつくことがあります。
フローリングのざらつきは、まず掃除機で吸い取りましょう。
砂などがついたフローリングを拭き掃除をすると、細かな粒子でフローリング材をキズ付けてしまいます。
ワックスの劣化が原因の場合は、ワックスを塗り直しましょう。
定期的にワックスを塗り直すことで、フローリングの表面を保護できるので、床材を傷つけにくくなります。
フローリング掃除の注意点
フローリングのお掃除では、水で濡らしすぎないことと、ざらざらとした粒子がついたままで、こすらないことがポイントです。
また、水拭きした後はから拭きをしたり、窓やベランダをを空けるなどして風を通して、室内を乾燥させることも大切です。
湿気とキズをつけるもととなるザラつきに注意すれば、いつまでも美しいフローリングが保てます。
子どもたちが気持ちよく過ごせるように、こまめなお掃除を心がけましょう。