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保育士が幼稚園教諭免許を更新する必要はあるの?

幼稚園教論の免許を使う予定なら更新した方が良い

保育士も幼稚園教論の資格も似たような部分が多く、混同することもあり、保育士でありながら幼稚園教論の免許を持っている場合は、更新すればいいか迷う方も多いでしょう。
結論から言うと、もしも幼稚園教論の免許を今後使う予定であれば、更新しておいた方が良いです。

免許更新の講習は保育士の方は受けられますので、もしも幼稚園教論の免許を使うなら受けると良いでしょう。
受講義務のある方が、免許更新の講習を受けないと、免許状が失効し返納しないとなりません。
幼稚園教論の免許の有効期間は10年となりますので、10年を迎えると更新が必要です。
幼稚園教論免許を持ち幼稚園で働き復職するならば、受講してからでないと働けないので注意が必要です。

保育士の更新講習

保育士の方でも更新講習は以下のようになっています。

・更新講習は有効期間終了時に2年間受講期間が設定されている
・更新手続きは、2ヶ月前までに講習を修了し、講習を受けた証明書と書類を提出して手続き完了となる

このようになっており、もしも講習を受けようと思うならば、その期間に注意し事前に情報を集めた方が良いです。
幼稚園教論や小学生教論の免許が取れる大学であれば、講習を行なっているので、近くの大学のサイトを見て情報を集めると良いでしょう。

講習は、選択必修領域6時間以上、必修領域6時間以上、選択領域18時間以上となってます。
講座は教論または幼稚園教論対象の講座を受けると、免許更新のための講座を受けたことになりますので、自分で講座を探して申し込み受講しないとなりません。
人気の講座はすぐに埋まるので、なかなか申し込んで受講するのは難しいかもしれません。
そこでねらい目が科学や数学の講座であり、これらは比較的空きも多く受講しやすいです。

ただ幼稚園教論の免許更新のための講座を受けるには、1つの大学で全ての講座を受けるのは難しいです。
そのために、近くのいくつかの大学に、何日かに分けてそれぞれの大学に通い受講することになります。

しかし保育士として平日働いている方は、講座の開講日との兼ね合いで、大学に行くのは難しいかもしれません。
そのような場合、または受講できる大学が遠くにしかない場合は、eラーニングや放送大学で受講するという方法もあります。
これならばオンラインで自宅にいながら受講できますので、休みの日などに受講することが可能です。

幼稚園教論の更新講座を受ける場合は、一番苦労するのは対象となる講座を見つけることです。
講座の対象が幼稚園教論となっているものは少なく、ほとんどが教論が対象です。
そのような中で、自分に当てはまる講座を見つけて受けていくことになります。