エアコンの汚れ、どうしてる?
夏のクーラー、冬の暖房と、エアコンは大活躍の家電です。
また、お掃除がしにくい家電ともいえるでしょう。
フィルターの掃除や外側の拭き掃除などはしても、内部まで掃除をしている人は、少ないのではないでしょうか。
しかしエアコンの内部の掃除を怠ると、子どもの健康に悪影響を及ぼすことがあるので要注意です。
エアコンを掃除しないとこんな悪影響が!
エアコンのフィルターを掃除しても、内部の掃除を怠っていると、エアコンの中にホコリやカビが溜まってしまいます。
そして、そのままエアコンを使うと、冷気や熱気とともにホコリやカビが室内にまき散らされます。
ホコリやカビを含んだ空気を子どもが吸い込むと、肺の中にこれらが入り込んでしまうのです。
特に小さな子どもの場合は、喘息や過敏性肺臓炎になる危険がありますし、アトピー性皮膚炎やアレルギーなどを悪化させることもあるので注意が必要です。
子どもの健康を考えると、エアコンの内部の掃除は、欠かせません。
エアコンのお掃除対策
エアコンのお掃除に関しては、自動掃除機能付きのエアコンが多いですから、それでOKと安心しているパパやママも多いのではないでしょうか。
しかし自動掃除機能は、エアコンのフィルターの掃除だけしかしてくれません。
エアコンの内部にたまったホコリやカビはそのままなのです。
しかしエアコンは高い位置に取り付けられていますし、素人が内部まで掃除するのはなかなか難しいのが現状です。
家事サービス業者が実施したアンケートによると、エアコンの掃除ではフィルターを外して掃除機と水洗いできれいにする人が37.7%、フィルターを外して掃除機でフィルターのホコリを吸い取る人が24.6%、フィルターを外さず掃除機でホコリを吸い取るだけの人が7%と、約70%の人が表面のみの掃除に留まっていました。
これに対して、市販のエアコン洗浄剤で内部まで掃除する人はわずか11.4%でした。
内部まで掃除しない人に理由を尋ねたところ、14.9%が掃除の仕方がわからない、14%が高いところに設置されているので手が届かない、9.6%が面倒だからと答えています。
つまりエアコンの内部の掃除は、主婦には難しいのです。
そこでおすすめなのが、エアコンの掃除はプロに任せてしまう方法です。
プロに任せれば、内部にこびりついた細菌やホコリ、カビなどを高圧洗浄機でしっかりと落としてくれます。
家電製品は水を嫌いますから、素人には掃除が難しいので、思い切って家事サービスなどのプロに任せてみてはいかがでしょうか。
子どもや家族の健康のために、1年に1度程度はエアコンの内部の掃除を習慣づけることをおすすめします。
多少の費用はかかりますが、エアコンの掃除をすることで電気代の節約につながりますし、何よりも安心です。