働きたい保育園の条件を明確に決める
保育園で保育士として働くなら、これは他の職種と同じく大変な労力を使い職場を探します。
しかし職場探しに失敗し、3年以内に離職してしまう保育士の方が多いのも事実であり、就活に失敗しているケースが多いです。
まずはどのような保育園で働きたいのかを明確にして、その条件に合わせて保育園を選ぶべきです。
そして保育園の方針や特徴などを良く把握し、仕事を始めてから思っていたのと違うということを無くすようにすると、長く働けます。
行事を多く行なう保育園であれば、残業や休日の仕事も多くなり、延長保育の時間が長い保育園であれば帰りが遅くなる、などわかります。
このような情報を収集し、また可能なら見学して、自分の条件に合う保育園を見つめるのです。
・私立か公立か
私立か公立の保育園なのか、この2つで分けて探しても見つけやすいです。
公立の保育園であれば地方公務員となり、私立より収入は安定し、働くほど収入アップも見込めます。
行事は少なめで、ゆったりと時間が流れるところが多いです。
私立の保育園であれば、園ごとに保育方針がことなり、それぞれの保育園の特色を見つけやすいです。
しかし私立の方は1年を通して行事が多く、年中準備に追われることもあり、逆に言うとそのような準備が好きな方に最適です。
選び方のポイント
保育園の選び方としては、やはり単純な理由で決めると失敗することが多いです。
「自宅から近い」「給料が高い」「知人や友人の紹介で調べもせず決める」などの場合に失敗しやすいです。
やはりその保育園のことをよく調べて、自分の条件と合うのかを見ていくべきです。
・保育園のホームページを見る
・パンフレットを取り寄せる
・見学に行ってみる
・説明会に参加する
・可能なら実習させてもらう
このような自分から最大限、保育園の事を知ろうとする努力をすべきです。
特に見学に行く、実習に参加するというのはとても大きく、これらのことを行なうと、保育園の事を良く知ることが出来、自分が働きたいかどうか直に肌で感じられます。
見学や実習でその保育園に足を運ぶということは、自宅からどれぐらい距離があり時間がかかるのか、通勤するのに便利かまたは不便な場所にあるのかなどもわかります。
保育園に行けば園児や職員の方の様子もわかるので、忙しそうにしている、楽しそうにしているなどもわかります。
保育園を探すときは、求人サイトやハローワーク、求人誌などで情報を探しますが、それらだけではわからないことも調べると、実際に働いてから希望条件に合っている保育園で働けることが多いです。
ただ希望条件を決めても、すべてに一致している保育園というのは難しいので、どれを優先しどれを妥協するかも決めておくと良いです。