資格があると役立つ
保育士の方でも、子どもに関わる資格を持っていると役立ちます。
保育園で働くために必要になるのは「保育士資格」ですが、他にもモンテッソーリやスポーツ系資格など、保育士にとって有利になる資格が多数あります。
有利な資格はあるほど就職の幅が広がり、スキルアップにも繋がります。
今回いくつかご紹介しますので、余裕がある時にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
保育士が持っていると役立つ資格
・モンテッソーリ
モンテッソーリ教育と呼ばれており、マリア・モンテッソーリが確立した教育方法のことです。
子どもたちの要求を汲み取って、最大限自由に出来る環境と、やりたいことを支えてあげる職員がモンテッソーリ教育の基本です。
モンテッソーリ独自のプログラムもあり、教具を使った言語や、感覚のトレーニングなどが盛んに行なわれます。
このモンテッソーリ教育を取り入れている保育園は、免許を持っている人であれば採用が優遇されることが多いです。
特に最近はモンテッソーリ教育を取り入れる保育園も増えており、資格所有者が求められます。
免許は「国際モンテッソーリ協会」が認定する国際的資格と、「日本モンテッソーリ協会」が認定する国内限定資格がありますので、どちらでも受講して取得が可能です。
通信講座などでも、この資格を取得することが出来ます。
・リトミック教育
リトミック教育は、スイス音楽家「エミール・ジャック・ダルクローズ」が開発した音楽を使った教育法になります。
言語や体育のような技術的な学習をする前に、感受性や創造性を体験して身につける教育方法です。
この教育を行なうと、集中力も高まり、頭で考える力や表現力なども身につきます。
リトミック教育の資格取得は、以下のいずれかの機関の講座を受けると取得できます。
・NPO法人リトミック研究センター
・日本ジャック=ダルクローズ協会
・国立音楽院
上記の学校などで最低でも1年勉強し指導員の資格を取得しないと、リトミック教育の指導ができないようになります。
・チャイルドケア
チャイルドケアは、アロマやハーブなどの自然療法を取り入れたホームケアを行う資格です。
アロマセラピーやフットケア、ベビーマッサージ、ハーブティーなどを施す資格になります。
この資格では、子どもや親の持つ色々な悩みに多方面からアプローチできるので、保育士やベビーシッターのステップアップのための資格としても有効なのです。
資格取得方法は「日本アロマコーディネーター協会」のカリキュラムを受講し、最後には認定試験を受けて合格すると取得出来ます。
保育士に役立つ資格としてはこのようなものがあり、その他にもチャイルドコーチングやスポーツ系の資格など子供に関わる資格が多数あります。
自分が働きたい保育園の特徴を調べて、どんな資格があれば有利になるのか見てみると良いでしょう。